口もと

瞼板埋没法

メスを使わず、医療用の極細糸でまぶたを瞼板に1~3箇所固定し埋め込みます。ややまぶたの厚い方や戻ってしまうのが心配という方には、1本の糸で2~3箇所を固定するダブルノット法,スクエアトリプルノット法をお勧めします。
腫れが少なく、傷跡も残りません。メイク,洗顔も翌日から可能です。また、万が一、元に戻したい時にも糸を切るだけなので安心です。

挙筋埋没法

瞼板ではなく、挙筋に糸を通す埋没法です。かなり広めの重瞼幅を希望される方、まつ毛を上向きにしたい方に適しています。

脱脂埋没法

まぶたが非常に厚い方は、埋没法で二重にしても腫れぼったさが残ったり、外側のラインがはっきりしないことがあります。埋没法手術時に1~2mmほどの穴から眼窩脂肪を摘出するとラインがはっきりとし、安定します。

小切開法

5mm程の切開を入れ眼輪筋を処理し、瞼板(または挙筋腱膜)と皮下組織を縫合します。蒙古ヒダの影響が強く埋没法で希望のラインを出すのは難しいが、全切開法に抵抗がある、もしくは全切開法の腫れが困るという方が適応になります。

全切開法

はっきりとした二重をつくることができます。理想の目に近づくためのラインの自由度が高い方法です。二重のライン上を切開し、眼輪筋を処理、余分な眼窩脂肪を切除し、瞼板(または挙筋腱膜)と皮下組織を縫合します。



目頭切開

東洋人特有の蒙古ヒダを取り除きます。目をより大きくし、大人っぽい印象になります。また、二重のラインが平行型に近くなります。

目尻切開

目尻に数ミリの切開を加えることで、目を大きく、切れ長にします。

眼瞼下垂

眼瞼下垂とは、上まぶたが十分に開きにくく、ひとみ(瞳孔)にかかってしまっている状態のことです。
視野に障害が出るだけでなく、見た目にも「眠たそう」な目になってしまいます。
原因は様々ですが、コンタクトレンズの長期着用によって起こるコンタクトレンズ眼瞼下垂が増加しています。また、熟年層の美容への関心の高まりから、老化現象による眼瞼下垂も多くの人が抱える問題です。
二重の方では二重のラインに沿って、一重の方ではまつ毛の上1.5~2mmのラインで切開し、瞼板から挙筋をはずして縫い縮め、まぶたを引き上げやすくします。

※眼瞼下垂に関しましては、銀座院限定の保険診療となっております。

くぼみ目修正

目の上が窪んでいると実年齢以上に老けて疲れた印象を与えてしまいます。自分の脂肪やヒアルロン酸を注入することで、くぼみだけでなく、しわや三重も改善されます。
脂肪の生着率が高い部位であり、最新のリピバージという器具を用いた脂肪細胞再生方式で、1回の注入でも効果があります。
ヒアルロン酸も持続しやすく、効果は6ヶ月~1年です。注入当日からメイク,洗顔なども可能です。

涙堂(なみだ袋)形成

目の表情を豊かにし、セクシーな印象を与える「なみだ袋」。
目の下にヒアルロン酸を注入するだけで形成することができます。施術は10分程度で終了、注入当日からメイクや洗顔も可能です。

目の下のクマ治療

目の下のクマの原因は人によってさまざまです。原因をはっきりさせずに、安易に「クマに効く」とされる治療を受けても効果はありません。まずはしっかりと診察・カウンセリングを受けて下さい。

1.凹んでいて陰になっている。
 ヒアルロン酸を注入して平らにします。凹みが無くなることで、ほほが高い位置になり、若返り効果も期待できます。効果は4~6ヶ月ほどです。お得な年間コースをお勧めします。

2.血流が悪いために青黒くなっている。
 ジェネシス(NdYAGレーザー)を照射し、血流を良くすることで改善します。

3.色素沈着のためメラニンで茶色になっている。
 美白剤を定期的に塗布することで改善します。

実際には、上記3つのうちの2つ、あるいは3つともが原因の方も多くいらっしゃいます。
当院では、複合的原因の方のためにセット料金をご用意しております。



たるんだまぶたは見ために悪いだけでなく視界も狭くします。美容として施術を受けられる方だけでなく、「車の運転がしづらくなったから」など、治療として受けられる方もいらっしゃいます。

上眼瞼除皺

二重のラインに沿って切開、余分な皮膚とたるんだ筋肉(眼輪筋)を切除し、たるみを取り除きます。

上眼瞼脂肪切除

上まぶたのたるみの原因は皮膚だけではありません。脂肪を抑えていた筋肉が緩むことで、脂肪も垂れ下がってきます。二重のラインから切開して、この脂肪を除去する治療です。通常は上記の上眼瞼除皺術とセットで行います。

下眼瞼除皺

下まつ毛のわずかに下を切開し、余った皮膚と筋肉(眼輪筋)を切除、外側に引っ張り固定します。

下眼瞼脂肪切除

老化とともに眼球を支える靭帯(Lockwood’s ligament)がゆるむと、眼球が下垂し、その下の脂肪が突出してきていわゆる「目ぶくろ」ができてしまいます。下まぶたの脂肪を切除することで解消できます。通常、上記の下眼瞼除皺術と同時に行います。

下眼瞼脱脂(経結膜法)

目のうらの結膜(あっかんベーの赤い部分)を1~1.5cmほど切開し、突出している脂肪を切除します。腫れが少なく、皮膚側に傷を残さないため翌日よりメイクも可能です。